ディファレンシャルアッシーに減速ギヤを取り付け、ケースに組み込んで車載できるようにしたユニット。
高精度が要求されるアルミ製ケースの加工や特別な技術ノウハウが必要なハイポイドギヤの加工も自社で行っています。ユニット組み立てラインでは各種組み立てデータや車の静粛性にかかわる振動測定等も行い、全数保証しています。

4輪駆動車用に駆動力を取り出すPTOユニット
FF車は後輪用、FR車は前輪用に駆動力を取り出します。
FF車用にはハイポイドギヤ、FR車用には歯面研削ギヤが組み込まれており、 これらの各種ギヤやアルミケースの加工、ユニット組み立てまでを自社で行っています。

自動車がカーブする際に発生する左右輪の回転差を吸収しながら、エンジンの駆動力を左右輪へ伝達するユニット 「ディファレンシャルアッシー」。独自に開発した「オンドオリジナル・高強度歯形技術」を差動ギヤに採用し、 これにより高強度でありながらも小型軽量化することに成功。さらに燃費向上にも貢献しました。 「オンドオリジナル・高強度歯形技術」は「第5回ものづくり日本大賞特別賞」の受賞につながるなど、高い評価を獲得しました。

直列４気筒エンジンにおける振動を低減させるためのユニット「エンジンバランサーアッシー」。オイルの撹拌抵抗低減と軸受部の摩擦抵抗低減によって、低燃費を実現させました。エンジンバランサーアッシーは、マツダ株式会社様と5件の特許を共同取得するなど、高い技術力を誇っています。

サンギヤを中心にピニオンが自転しながら公転して車の増速や減速、前進後進の切り替えを行う変速機構ユニット「プラネタリーキャリアアッシー」。キャリアを高精度加工することによって、ピニオンの荷重分担率を均等化し、強度を最大限に引き出すと共にギヤノイズ低減を実現。トランスミッションの小型化・軽量化に成功し、燃費向上にも貢献しました。