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ONDO MIND 井上 健志

オンドクオリティーを守る最後の要。自分の最終判断が、信頼に直結する。
井上 健志
品質管理部 品質管理課
2008年度入社
唐津工業高校出身
趣味:サッカー・釣り

チームワークと臨機応変な対応でより早く、より正確に。

現在の業務は、精密測定機などを使用して、加工された製品の品質チェックを行っています。品質チェックは完成品もあれば、製作途中段階の状態のものもあります。品質チェックというといつも同じ業務のように見えますが、日によって測定内容は違い、突発的に短期納期の測定が発生する場合もあります。チェックする数によっては人員を回していかなければ納期に間に合わないこともあり、チームワークで助け合いながら臨機応変に対応しています。この仕事は、自分が「良品」と判断した製品が実際に車に使用され世の中に出回ります。絶対に不良品を出してはいけないというプレッシャーがある反面、自分が最終判断した部品が使われた車が街で走っているのを見ると、誇らしい気持ちになります。

測定機の取り扱い方から始まった新入社員時代。

元々車が好きで、自動車関係の仕事に携わりたいと思っていました。オンドは自分が興味のあるトランスミッション部品やプレス部品を扱っており、また仲の良い先輩が勤めていて、「雰囲気がとてもいい」という話を聞いていたこともあり就職を決めました。新入社員の時は、とにかく戸惑いの連続でした。周りの先輩たちの作業スピードが早くて、自分も早くしなければと焦ってしまったり、測定器が高価なこともあり、ぶつけて故障させないよう緊張してしまい上手く扱えなかったりしました。でもそんな時、一つずつ先輩たちに測定器の操作方法を教えてもらい、徐々に覚えていくと、余裕ができ、段々焦らずにできるようになりました。先輩や上司は、仕事のことだけじゃなくプライベートのことなども気軽に話しかけてくれたので、会社に早く馴染めたこともよかったです。

心がけているのは、「思い込み」で判断しないこと。

この業務で大切にしていることは「思い込みは絶対にしない」ということです。慣れてきて流れ作業になってしまうと「あの時こうだったから」という判断をしてしまい、不良品に合格を出してしまう可能性があります。どんな時でも責任を持って一つひとつ厳しくチェックしていくことで、品質の向上を目指しています。

さまざまな経験を積んで、業務の幅を広げていきたい。

今、新規で立ち上げている部品があり、品質管理の立場で関わることになり、社外へ勉強に行っています。実際に検査室に入り、部品の特性を確認しながら、合格の判断をどのようにしていくか評価方法を学んでいます。今後は、品質管理だけでなく加工など幅広い領域の勉強もしていきたいと考えています。実際にいろいろな部署の業務過程を知ることで「なぜ不良品が出ているのか」ということを分析することができ、品質管理業務にも活きてくると思うからです。自分の成長のためにもいろんなことに興味を持ち、努力していきたいです。

学生へのメッセージ

工場というと、一人で黙々と作業しているイメージがあるかもしれませんが、意外と他部署との関わりが多く、コミュニケーションを密にとることが大事になってきます。品質管理という立場では不良品が出た時、作業者にその事実を伝え、改善してもらわなければなりません。言いづらいことを言わなければならない時があるからこそ、普段からの人間関係はとても大切です。就職活動はコミュニケーション力を磨く絶好のチャンスでもあると思うので、全力でチャレンジしてください。

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